M&A総合研究所は、M&A業界で急成長を遂げながらも高い就職難易度と高収入(2年目超で平均3,261万円!※企業情報部(M&Aアドバイザー)の平均年収)で注目を集める企業です。「m&a総合研究所 就職難易度」というキーワードからも分かるように、実際にどの大学出身者が採用されているのか、未経験や他業界からの転職でも入社は可能なのか気になっている方は多いでしょう。
本記事では、M&A総合研究所の公式サイトおよびM&A業界特化型求人サイトであるM&A JOB BOARDの転職エージェント活動で得た独自調査データを交えながら、年収や評判、採用の実態を分かりやすく解説します。圧倒的な成果主義と成長機会を求める20代後半~30代前半のビジネスパーソンにとって、同社への就職・転職はどのようなチャンスをもたらすのか。ぜひ最後までご覧ください。

転職エージェント兼マネージャー
M&A JOB BOARD 増田 将汰
ますだ しょうた
明治大学卒業後、明治安田生命に入社。個人・法人営業を担当し、上位5%の成績を達成。その後、営業所長として約50名のマネジメント経験を積む。株式会社WILLCOでは「弁護士・法務領域」と「採用コンサルティング事業」をゼロから立ち上げ、現在はM&A JOB BOARDの事業責任者として、業界に特化した転職・就職サポートを行い、業界トップクラスの実績を実現。
1. M&A総合研究所の就職難易度が高い理由とは?
M&A総合研究所は、設立からわずか3年9か月で東証プライム市場に上場を果たすなど急成長を遂げています。その一方で、新卒採用枠は2022年2名、2023年9名と極めて少数精鋭を貫いており、公式には倍率を公開していないものの、応募者数に対して狭き門であることは明白です。
この章では、同社の就職難易度が高い背景を以下の2点から紐解きます。
1-1: 選考倍率は公式非公開だが、少数採用で競争は激化

公式サイトでは選考フローのみが詳細に掲載され、採用人数や倍率は公開されていません。
下記がM&A総合研究所の選考フローです。※面接回数は目安です。
書類選考を実施
書類が通れば、会社説明会に参加
一次面接は人事担当者により行われる。オンラインでの実施。
二次面接は部長との面接。基本は対面。遠方の場合はオンライン可。
最終面接は社長または役員との面接。東京本社で対面の実施。
しかし「新卒採用2名(2022年)、9名(2023年)」という極小規模の募集実績を見ると、応募者数に対して枠が非常に限られていることがわかります。少数精鋭を貫く採用体制ゆえ、応募を検討する際には事前の準備が不可欠です。
1-2: 学歴フィルターはないが「人柄×実績」を重視

応募要件として大卒以上が必要ですが、内定者インタビュー一覧を見ると、同志社大学、関西学院大学、筑波大学、立教大学、日本大学など多彩な大学出身者が在籍しています
出典:社員インタビュー一覧
特定の有名大学に偏らない採用実績は、学歴よりも「熱意・人柄・ポテンシャル」を重視する姿勢の表れです。未経験・異業種からのキャリアチェンジ希望者にも門戸が開かれている点は、大きな特徴と言えるでしょう。
2. 高年収の実態:M&A総合研究所なら20代で年収数千万円も可能?
M&A総合研究所が就職先として大きく注目される理由の一つが「年収水準の高さ」です。実際に20代で年収数千万円、さらには1億円超えを達成する社員も複数名いると公式に発表されています。
驚くべき数字ですが、ここではその仕組みを紐解きます。
2-1: 圧倒的なインセンティブ制度と生産性の高さ

同社は着手金ゼロのモデルを導入し、成約時のみ手数料を得る仕組みです。営業担当のインセンティブ比率が非常に高いため、成約数・成約額を積み上げれば青天井で報酬が増えます。
独自のAI・DXを駆使したマッチング精度の高さと業務フロー効率化によって、案件のクローズが速いのが特徴です。1人当たりの年間成約件数が業界平均より多く、結果的に報酬も跳ね上がりやすい構造になっています。
M&A総合研究所の決算説明資料によれば、企業情報部(M&Aアドバイザー)の平均年収は2年超:平均3,261万円・1年超では平均1,832万円というデータが示され、全上場企業の中でもトップクラス。社員口コミサイト上では平均3,000万円超えとの声もあり、いずれにしても並外れた水準であることは間違いありません。
下記記事でも詳しく解説しています。

2-2: 成果主義に合う人・合わない人
- 「若いうちから大きく稼ぎたい」「裁量が大きい環境で成果を出して評価されたい」という人には理想的な環境です。営業スキルやコミュニケーション力を武器に“トップアドバイザー”を目指すことで、短期間で経済的成功を収める可能性があります。
- 一方で「安定思考が強い」「過度なプレッシャーは避けたい」というタイプの方には厳しいかもしれません。常に高い数値目標を追求する必要があり、結果が出なければ精神的にもタフさを求められるでしょう。
- 高い報酬を得られる一方、厳しい目標管理や競争にさらされ、成約に至る前にドロップアウトしてしまう人が一定数いるとの口コミも存在します。

企業全体で見れば、圧倒的成果を出せる「少数の精鋭」が生き残る構造です。
2-3: 他社大手(日本M&Aセンター、ストライク、MACP、山田コンサル)との比較
下表はM&A仲介主要4社とM&A総合研究所を比較したものです。各社とも高収入が見込めますが、その働き方や社風、平均年齢などに差があります。
企業名 | 就職難易度 (★5) | 平均年収 (平均年齢) | 平均残業時間(月) | 特徴 |
---|---|---|---|---|
![]() | ★★★★☆ (難関) | 約2,815万円 (29.2歳) | 30〜55時間程度 | ・AI・DX活用で効率高 ・未経験者も積極採用 ・若手で高収入目指せる |
![]() | ★★★★☆ (難関) | 約1,243万円 (35歳前後推定) | 50〜80時間程度 | ・地方銀行と多数提携 ・業界No.1シェア ・安定とブランド力 |
![]() | ★★★★☆ (難関) | 約1,609万円 (35.3歳) | 約36時間 | ・残業が少なく効率重視 ・インセン高率 ・平均年収トップ10位入り |
![]() | ★★★★★ (最難関) | 約2,277万円 (32.2歳) | 50〜80時間程度 | ・大型案件特化 ・採用数ごくわずか ・平均年収国内屈指 |
![]() | ★★★☆☆ (中) | 約885万円 (33歳程度) | 50〜80時間程度 | ・事業再生、経営支援中心 ・コンサル型昇進制度 ・給与曲線は緩やか |

上記数値は2023〜2025年頃の公開情報や口コミを総合。最新情報は公式HPで要確認
- M&A総合研究所はMACP(M&Aキャピタルパートナーズ)に次ぐ高年収水準を誇りながら、残業時間がやや短めという特徴があります。
- 未経験でも挑戦できる間口の広さがある一方、実際の選考は厳しく合否差が大きい点は要注意です。
下記記事でM&A仲介会社大手4社についてより詳しく分析しています。

3. 社風・企業文化から見る“求められる人物像”

続いて、M&A総合研究所の社内風土や価値観を整理します。ベンチャー気質×実力主義というイメージは強いですが、そこにチームワーク要素も加わることで特有の文化が生まれています。
3-1: ベンチャー気質×実力主義+チームワーク重視

新卒でも入社2年目・3年目で数千万円〜1億円超の年収を手にする社員がいるように、“スピード出世”が可能です。一方で結果を残せないと居づらくなる雰囲気もあるため、入社後は徹底した自己管理と目標達成が求められます。
同社が掲げる「組織主義」の姿勢は、案件を成功に導くためにチーム内の連携や他部署との協力を大切にするという考え方。M&A仲介は営業からクロージングまで一人で担うイメージが強いですが、実際には法務・財務など内部の専門家との連携も欠かせません。
オーナー経営者の資産ともいえる会社を扱うため、相手の立場に立った細やかなサポートが必須。数字追いだけではなく「経営者の未来を共につくる」という熱意が重要視されるのは、このビジネスの特性と言えます。
3-2: 男性比率が高いが「未経験・若手採用」に積極的
- 男性比率が約8〜9割
2023年度新卒でも男性7名・女性2名という構成。まだまだ男性中心の風土が強いとの口コミが見られますが、女性アドバイザーの採用を増やしていきたい意向も示されています。 - 未経験でも成約率を上げられるサポートあり
公式サイトや転職エージェントの情報によると、未経験者でも1年以内に成約を出す社員が大半とのことです。独自の研修プログラムやDX化された営業支援が奏功しており、「業界経験ゼロでも実績を作りやすい」仕組みを整えている点が同社の強みです。

特に法人営業などで実績を出した経験があれば、十分に採用可能性があります。クライアント経営者のパートナーになれるコミュニケーション力とタフネスが問われますが、それを証明できる過去の行動や成果があれば内定に近づくでしょう
3-3: DX推進による残業時間の短縮とハードワーク両立

AI活用や内部管理フローの整備により、業界標準と比べると短め。ただしトッププレイヤーほど自身の裁量でどんどん働く傾向があり、実態は人によって大きく異なります。
経営者の都合に合わせて対応する必要があるため、場合によっては休日返上で打ち合わせや訪問に行くことも。一方で、平日にまとめて休みを取れるケースもあるなど、メリハリは個人裁量次第と言えます。

ハードワークに耐えうる情熱がカギ。この会社で圧倒的に稼げる人は「自発的に動ける人」「目的意識が強い人」が多い印象。メリハリある働き方ができる一方、パフォーマンスを常に求められる厳しさも相伴うでしょう。
4. M&A総合研究所への選考ステップと攻略法
激戦区の選考を勝ち抜くには、事前の情報収集と徹底的な面接対策が鍵です。ここでは、一般的な選考フローと具体的な対策ポイントを整理します。
4-1: 書類選考でアピールすべき“数字”と“エピソード”
- 過去の営業目標と達成率、受注件数、開拓実績など「数値で証明できる実績」を強く押し出す。
- チームワークで大きな成果を出した例があれば、リーダーシップと協調性の両面をアピールできる。
- 困難な状況をどう乗り越えたかの具体的プロセス(戦略・行動)を記述し、粘り強さを訴求。
- 倍率50倍近いとも言われるため、形式的な書き方では埋もれてしまう可能性大。
- 自分の“強み”を定量+定性で明確化し、短い文章でもインパクトを与える工夫が必要です。
4-2: 面接回数は3回程度、インターン参加で優遇も?
担当者や部長クラスが登場し、基本的な人物評価やコミュニケーション力を確認します。よく聞かれる質問例は「前職での実績」「困難を乗り越えた経験」「仕事へのモチベーション源」など。
社長もしくは役員が出席し、会社方針やカルチャーとのフィットを最終判断。ここで「目標を達成するための意欲」「M&A仲介への理解と覚悟」をしっかり示せば内定獲得が近づきます。
新卒採用では早期インターンを開催し、参加者には限定面談や早期選考のチャンスが与えられることがあります。M&A総合研究所を第一志望とするならインターンを積極的に活用しましょう。
4-3: キャリアエージェントや専門求人サイトの活用
M&Aという専門領域への転職は、一般的な転職サイトよりも専門性の高いサポートが不可欠。特にM&A業界唯一の求人サイト「M&A JOB BOARD(MAJB)」は、書類添削・面接対策などをマンツーマンで実施しており、高倍率の選考をクリアするうえで有効です。
エージェント経由でリアルな募集要項や社風をリサーチできるのは大きなアドバンテージ。未経験からの転職成功事例を聞くことで、自分のアピールポイントをさらに洗練させられるでしょう。
面接では“現時点の業務理解”よりも“ポテンシャル”を重視される傾向が強いとされるため、エージェントと模擬面接を行い、自分のキャリアストーリーを説得力ある形に仕上げることが大切です。
5. M&A専門の転職支援サービス「M&A JOB BOARD(エムアンドエージョブボード)」を活用しよう

ここまで紹介したようにM&A総合研究所の選考は難易度が極めて高いものの、合格者に共通するポイントを押さえれば未経験でも道は開けるのも事実です。そこでおすすめなのが、M&A業界唯一の求人サイトである「M&A JOB BOARD(エムアンドエージョブボード)」の活用です。
5-1: M&A業界唯一の求人サイトで得られる専門アドバイザーのサポート
- 独自の非公開求人が豊富
大手転職サイトには掲載されていないM&A総合研究所のポジションや、他の仲介会社の求人を多数取り扱っています。 - 業界に精通したアドバイザーが支援
書類添削や面接対策だけでなく、応募企業との面談日程調整や条件交渉など、全プロセスをサポート。 - 過去の成功・失敗事例に基づくアドバイス
これまで多くのM&A仲介会社への転職をサポートしてきた実績があるため、内定獲得への最適ルートを示してくれます。
5-2: マンツーマン面接対策・書類添削が可能
- エントリーシートや職務経歴書のブラッシュアップ
「成果・数字面をもっと強調しましょう」「困難克服エピソードをわかりやすく再構成しましょう」といった具体的なフィードバックを受けられます。 - 想定質問に対する模擬面接
M&A仲介の選考で頻出する質問をベースに模擬練習を行い、回答の精度や話し方を調整。 - 自己分析の深掘り
「なぜM&A総合研究所なのか?」「長期的にどんなキャリアを築きたいか?」といった切り口で準備することで説得力を高めます。
5-3:M&A JOB BOARDで転職活動を始める方法
- 登録することで非公開求人の詳細やエージェントのより手厚いサポートを受けられます。
- M&A JOB BOARD公式サイトより会員登録(無料)
- 「M&A業界に挑戦してみたいが自分の経験は通用するのか?」「もっと具体的な年収や働き方を知りたい」など、
- お電話での相談予約フォームからお気軽にご相談ください。
- 転職エージェントから連絡があり、希望日程をすり合わせてオンラインでの面談を実施します。
- 志望する企業の募集要項や年収レンジ、応募条件などを確認し、エージェントと相談しながら応募を決定。
- 気になる案件があれば、アドバイザーがさらに詳しくご説明します。
- 求職者向けの求人一覧ページを確認し、自分の条件に合う案件を探してみてください。
興味のある求人への応募書類作成、面接対策をアドバイザーがサポート
年収交渉や労働条件のすり合わせ、入社日の調整など細部をサポート

迷っている方は無料キャリア相談を試すことをおすすめします。そこで自分の市場価値や適性を客観的に把握したうえで、必要な準備を一緒に進めると選考通過率が格段に上がるでしょう。
まとめ
最後に、本記事の要点を3つに絞ってまとめます。
本記事のまとめ
- M&A総合研究所の就職難易度は極めて高いが、学歴フィルターはなく「人柄×実績」を重視
採用倍率は推定50倍と狭き門でありながら、業界未経験でも挑戦可能なチャンスがある点が特徴です。 - 20代でも年収数千万円が射程圏内の実力主義企業
AI・DXによる高い生産性と完全成功報酬制が相まって、短期で収入を大きく伸ばすことができます。一方、成果が出せないと厳しい環境である点も留意が必要です。 - 選考突破には早期情報収集と専門エージェントの活用が効果的
面接では“数字を用いた成果アピール”“粘り強さ”“カルチャーフィット”を重視されます。M&A業界特化サイト「M&A JOB BOARD」を通じて無料相談や書類添削、模擬面接を活用することで合格率が上がるでしょう。

M&A総合研究所のような高難易度の企業を目指す場合、専門アドバイザーのサポートが合否を左右します。ぜひ積極的に活用し、高倍率を突破してください!