M&A業界の中でも、圧倒的な高収入で注目を集める「M&Aロイヤルアドバイザリー」。入社2年目以降の平均年収が2,400万円とも言われ、なかには1億円を超える報酬を得るコンサルタントも存在します。しかし、その裏側には「どのような働き方をしているのか?」「未経験でも転職できるのか?」といった疑問があるのも事実です。
本記事では、M&Aロイヤルアドバイザリーの年収・キャリアパスを徹底解説し、さらに業界未経験者向けの転職アドバイスを詳しく紹介します。「高収入を狙いたい」「激務でも成長できる環境に飛び込みたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

転職エージェント兼マネージャー
M&A JOB BOARD 稲田 成秀
いなだ なるひで
早稲田大学法学部卒業後、不動産業界を経て、医療系のキャリア支援に従事。株式会社WILLCOでは、主力事業の責任者として事業拡大を牽引。最優秀エージェント賞を複数回受賞し、役員採用や事業承継仲介に携わる。現在はM&Aキャリア開発事業部の事業責任者を務め、豊富な知見に基づくのキャリア支援・採用支援を通し、業界全体の“働きがい実現”に尽力している。
1. M&Aロイヤルアドバイザリーの年収は本当に高い?

1-1. M&Aロイヤルアドバイザリーの企業概要

項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | M&Aロイヤルアドバイザリー株式会社 |
設立 | 2021年4月27日 |
本社所在地 | 東京都中央区(日本橋兜町エリア) |
代表 | 代表取締役社長 橋場 涼 |
事業内容 | 企業のM&A仲介事業 |
M&Aロイヤルアドバイザリーは2021年創業のM&A仲介会社です。創業メンバーには大手金融機関や総合商社・外資系企業出身者などエリートが集結し、若さと実力を兼ね備えた精鋭チームを形成しています。
- 企業理念として「LOYAL=忠誠」を掲げており、クライアント企業に深く寄り添う独自スタイルが急成長の原動力となっています。社員の平均年齢は31歳前後と比較的若く、ベンチャーならではのスピード感と実力主義が特徴です。
1-1. 報酬体系と具体的な年収事例
M&Aロイヤルアドバイザリーは、2021年創業ながら大手金融機関や総合商社、外資系企業出身のエリートが集結し、業界内でも破格の年収水準を誇ります。
- 入社2年目以降の平均年収:約2,400万円(2024年2月時点)
- 新卒入社時の年収:400万円~1,000万円以上(成果次第で1,000万円超も可能)
- 中途入社時の年収:420万円~(前職年収を一部考慮)
- 1年目から1,000万円超を達成、2年目には2,000万~2,500万円、3年目で3,000万円超に届く例もある
また、高額なインセンティブ(成果給)が上限なく支給されるシステムのため、実績次第では年収1億円を超えることも可能です。

実際にM&A仲介業界は高額の成功報酬が発生するビジネスモデルであり、その報酬の大部分が個人に還元されやすい構造が特徴です。とりわけベンチャー気質の強い企業ほどインセンティブ比率が高く、結果的に短期間で年収を大幅に上げる人材が生まれやすいと言えます。
1-2. 他社比較表で見るM&Aロイヤルアドバイザリーの強み
M&A仲介大手やベンチャー企業の平均年収推定値を、簡単な比較表にまとめてみます。
企業名 | 平均年収(推定) | 特徴 |
---|---|---|
![]() | 1,200万~1,300万円 | 業界最大手で案件数・実績が豊富 |
![]() | 約1,400万円 | 上場独立系。高成約率が強み |
![]() | 1,500万~2,000万円程度 | テクノロジー活用で急成長 |
![]() | 2,000万~2,400万円(2年目以降) | 成長ベンチャー。成果報酬が圧倒的に高い |
- M&Aロイヤルアドバイザリーの特徴は、大手からベンチャーまで各社と比較しても群を抜くインセンティブ報酬体系にあります。さらに新人でも早期に優良案件を担当しやすい社風のため、入社1年目から大幅な収入増を狙うことが可能です。

上記は一般的な推定データに基づいており、個人の成果次第では変動が大きい点には留意してください。いずれの会社も「激務高給」の傾向が強く、短期間で成長したい人にとって魅力的な選択肢と言えます。
1-3. 働き方の実態
高い報酬の裏には相応のハードワークが伴います。
- 全国各地のクライアントを飛び回る出張
- 経営者との会食・アポ調整で平日夜や休日もスケジュールが埋まる
- 買い手・売り手双方との調整で資料作成が膨大になる
こうした“激務”は否めない一方、M&Aロイヤルアドバイザリーは「LOYAL=忠誠」を理念に掲げ、クライアントへの徹底的な寄り添いとサポートを大事にしています。

いわゆる「ゴリゴリの営業」ではなく、「本当にオーナーのためになるM&Aを実現する」という使命感が企業文化として根付いている印象があります。その結果、1件ごとの案件にかける熱量が高くなり、結果的に激務になる一方で、成功時には大きなリターンが見込めるのでモチベーションが持続しやすいのです。
完全週休2日制(土日)や祝日休み、各種保険完備などが用意されていますが、M&A業界特有の案件進行状況によって土日返上となるケースはあります。
チームワークが強みの会社だけに、適度に休みやすい環境づくりも進んでいるとはいえ、ハイレベルな業界人材が集う中で自らも成長したいという意欲が不可欠と言えるでしょう。
2. M&Aロイヤルアドバイザリーの仕事内容

2-1. 主な事業領域と特徴
M&Aロイヤルアドバイザリーは、中堅・中小企業を中心としたM&A仲介・ファイナンシャルアドバイザリー業務を展開しています。
- 後継者不足の事業承継問題解決(後継者不在の場合の買い手紹介)
- 買い手企業の成長戦略をサポート(シナジーの高い業種・企業を探索)
- PMI(買収後統合)支援など、一連のプロセスをワンストップで提供
特定の業種に限定せず、さまざまな事業ドメインで培った専門知識・ネットワークを駆使し、最適なマッチングを実現しています。

同社は「LOYAL=忠誠」の理念のもと、とにかくクライアント企業オーナーの想いを大切にするスタイルが特徴。時には売り手企業の後継者教育や経営ノウハウまで踏み込んで提案するなど、ハンズオン型のサポートが評価されています。)
2-2. 具体的業務フローと1件あたりの流れ
M&Aの仲介・FA業務には、大まかに以下のステップがあります。
- 中小企業オーナーから事業承継の相談を受け、経営課題や希望条件をヒアリング
- 財務諸表分析・事業内容の把握を行い、売り手企業の適正な価格帯を算定
- その上で、シナジーの見込める買い手候補をリストアップ
- 買い手へ提案を行い、買収意欲を確認
- オーナー同士が納得いく条件をすり合わせる
- 買い手が専門家を通じて売り手企業の詳細調査を行う
- 問題点があれば修正案や条件交渉を続ける
- 契約書面を取り交わし、正式にM&A成約
- クロージング後のPMI(統合作業)をサポートする場合もある
同社は、初期の事業承継相談から最終的なクロージングまでワンストップで対応するため、アドバイザーは全工程に深く関わります。

結果的に成約時には高額な成功報酬が発生し、その一部がアドバイザー個人のインセンティブに反映される仕組みです。
2-3. 仕事のやりがいと難しさ
やりがい
- 経営者の夢や想いに直接触れ、企業の未来を左右する重要な決断をサポートできる
- 1件ごとに数千万円〜億単位の取引額が動くため、達成感が非常に大きい
- 結果を出せば出すほどインセンティブで評価され、年収が青天井
厳しさ
- オーナー同士の要望が食い違う場合も多く、調整に時間・労力がかかる
- クロージング直前で交渉が決裂するリスクもあり、精神的にタフさが求められる
- 土日や深夜帯でも急な打ち合わせが発生するなど、激務になりやすい

大きな責任とストレスが伴う分「1件クロージングするたびに大きく成長できる」という魅力があります。オーナーからの「ありがとう」には代えがたい達成感を得られるので、ハマる人はとことん熱中できる仕事です。
3. M&Aロイヤルアドバイザリーが求める人物像
3-1. 重視する価値観とカルチャー
M&Aロイヤルアドバイザリーでは、「LOYAL=忠誠」という言葉を創業以来の理念として掲げています。
創業理念:LOYAL=忠誠
- クライアントオーナーへの忠誠:本気で相手の幸せを考える姿勢
- チームへの忠誠:組織全体で互いを高め合う風土
- 成果主義との両立:結果を出した人が正当に評価される

他の仲介会社よりも「数字至上主義」一辺倒ではなく、“クライアントファースト”を徹底した上で稼げる仕組みが整っている印象です。「高収入を得たい」だけでなく「相手に寄り添う」マインドを持った人ほど活躍しやすいでしょう。
3-2. 必要なスキル・マインド
- 財務・法務などの基礎知識
簿記や法人営業の経験があれば尚良し。入社後の研修でもカバー可能 - コミュニケーション能力・営業力
経営者との折衝、複数ステークホルダーの調整が肝・「提案力」「クロージング力」「誠実さ」が重要 - タフさ・覚悟
案件が長期化・難航することも多々あるため、粘り強く乗り越えるメンタルが必須・時間外や休日対応にも柔軟に取り組める姿勢
3-3. 未経験者・経験者別の期待ポイント
- ポテンシャル重視。他業界での営業・交渉経験や、強い挑戦意欲を歓迎
- 入社後1~2年は先輩とのOJTでノウハウを吸収
- 早期に成約を勝ち取れば、一気に年収アップのチャンス
- 即戦力として大手企業案件やクロスボーダー案件を任されることも
- 短期間で複数の成約を出し、年収2倍・3倍を実現している例が多数
- 組織づくりや若手育成への期待も大きい

同社にはメガバンク・総合商社・コンサルファーム出身者も多く、未経験者から成約を量産する若手もいます。異なるバックグラウンドが集まりやすいぶん、刺激的な環境で互いに切磋琢磨しつつ高め合えるのが魅力です。
4. M&Aロイヤルアドバイザリー転職の具体的ステップ
4-1. 企業研究と自己分析の進め方
人気企業への応募はライバルが多いため、徹底した企業研究が欠かせません。
- 企業HPやプレスリリースの熟読
「忠誠」を掲げる理念や、代表のメッセージを把握しておく - 競合他社との比較
成果報酬の割合や研修制度、社風などを整理し、自分の希望とすり合わせる - 自己分析で志望動機を明確化
なぜM&Aロイヤルアドバイザリーなのか?・「稼ぎたい」だけでなく、「クライアント支援をしたい」気持ちを言語化すると説得力UP

同時に、自己分析で「自分がなぜこの会社で働きたいのか?」を明文化することも重要です。転職理由と志望動機を繋げ、企業のニーズに合ったアピールができるよう準備しましょう。
4-2. 書類(履歴書・職務経歴書)の作成
- M&A業界でアピールすべき実績(営業成果、財務知識、マネジメント経験など)を具体的に書く
- 未経験の場合は、「チャレンジ精神」「学習意欲」を盛り込み、企業理念への共感を強調
4-3. 面接対策
- 「将来どれくらい稼ぎたいか」などストレートな質問が来ても臆せず答えられるよう準備
- クライアント対応の姿勢やエピソードを具体的に語れるよう、成功・失敗体験を整理
- プロのエージェントによる模擬面接で、言い回しや表情をチェック

特にベンチャー気質の強いM&Aロイヤルアドバイザリーでは、「数字にコミットする意欲」「クライアントに誠実であること」を重視する傾向があります。面接でも、数字への執着と同時に“相手を大切にする”人間性を示すと好印象です。
4-4. 内定後から入社準備まで
- 待遇・条件の最終確認
基本給やインセンティブ比率、福利厚生を再度チェック - 現職の円満退職
引継ぎ期間を確保し、人間関係を良好に保つ - 入社前学習
財務三表、基本的なM&Aスキームを学ぶ・事前にある程度把握しておくと、入社後の立ち上がりがスムーズ

入社後すぐに案件を任されることもあるため、事前に少しでもM&Aに触れておくことでスムーズに立ち上がれます。
5. MAJB(エムアンドエージョブボード)の無料キャリア相談を活用しよう

5-1. MAJBならではの強みとサポート内容
M&A業界専門の転職支援サービス「MAJB(エムアンドエーJOBボード)」では、下記の強みを活かしたサポートを提供しています。
- 非公開求人へのアクセス
好待遇や幹部候補のポジションが含まれ、個人では見つけにくい求人を紹介 - 企業ごとの内幕情報
インセンティブ構造や社風、人事評価のリアルな情報を入手できる - 選考対策とマンツーマンの面接アドバイス
書類添削から面接対策まで、M&A業界に精通したアドバイザーが伴走 - 年収交渉や条件調整のサポート
専門エージェントが企業と直接交渉するため、自力では難しい条件アップが期待できる

M&A業界は企業ごとの報酬体系や社風が大きく違うため、情報収集が成功のカギを握ります。第三者視点でアドバイスしてくれるエージェントを使うと、ミスマッチを減らしつつ高い年収を狙いやすいです。
M&A JOB BOARDで転職活動を始める方法
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キャリア相談は無料で受けられる上、登録・相談したからといって必ず応募しなければいけないわけではありません。「情報収集段階だからこそ、まずは専門家に相談したい」という方でも大歓迎です。
6. まとめ
M&Aロイヤルアドバイザリーは、入社2年目以降の平均年収が2,400万円という業界トップクラスの報酬水準を誇り、実力次第では年収1億円超も夢ではありません。
若いうちから大きな案件を任され、急成長できる刺激的な環境である反面、激務や高い成果プレッシャーがつきまとうのも事実です。しかし、その分やりがいが大きく、早期から高収入を目指すなら魅力的な選択肢と言えるでしょう。
未経験者でも研修体制が整っており、金融・コンサル出身者は即戦力として歓迎されます「LOYAL=忠誠」という理念に共感し、オーナー企業に真摯に向き合える人材であれば、同社での成功確率はさらに高まります。

M&Aロイヤルアドバイザリーのように爆発的な年収アップが可能な企業は、入社後も切磋琢磨できる環境があるのが魅力です。高い目標にコミットして結果を出せる方には理想的な職場だと思います。迷っている方は、まずキャリア相談からスタートしてみてはいかがでしょうか。
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