近年、「M&A仲介のインセンティブ」の仕組みを活用して、20代・30代でも年収1,000万円以上を実現するビジネスパーソンが増えています。M&A業界は市場規模の拡大が続く一方、高度な専門性とハードワークが求められる厳しい世界でもあります。
そこで本記事では、M&A JOB BOARD(MAJB)の転職エージェントが採用企業との面談を通じて得た独自調査をもとに「M&A仲介のインセンティブ」の仕組みや具体的な年収例、さらに未経験からのキャリアアップ戦略まで詳しく解説します。
若手・第二新卒層はもちろん、金融・コンサル出身者や事業会社での経営企画経験者にも役立つ内容となっていますので、ぜひご一読ください。

転職エージェント
M&A JOB BOARD 小松﨑 資
こまつざき たすく
中央大学法学部を卒業後、株式会社コーセーに新卒入社。法人営業及び本部窓口営業に従事。販売戦略の策定やステークホルダーとの関係構築を得意とし、在籍約3年間で営業成績で上位4%に入る成果を上げる。当社へ転職後、士業求人サイト「LEGAL JOB BOARD」でトップセールスを記録したのち、M&A業界に特化した転職サービス「M&A JOB BOARD」の立ち上げにに従事。現在は、M&Aキャリア開発事業部のエージェントとして、潜在的なニーズを引き出すヒアリング力と「想像以上のキャリア提案」を武器に、担当会員様からの高い満足度を誇る。
1.「M&A仲介のインセンティブ」とは何か?仕組みと特徴
(1) M&A業界ならではのインセンティブ制度
まずは「M&A仲介のインセンティブ」の定義から整理しましょう。M&A仲介のインセンティブとは、M&Aの仲介・アドバイザリー業務を行う企業における成果報酬型(成功報酬型)や業績連動型の報奨金制度を指します。
一般的な営業職の歩合制度と似ていますが、扱う案件が数億円から数十億円、場合によっては数百億円規模に上るため、一度に得られるインセンティブ額が非常に大きいことが特徴です。

M&Aというダイナミックな取引に携わる分、成功報酬の額も桁違いになるケースがあり、「大きく稼ぎたい」「実力を収入に直結させたい」と考える方には大きな魅力となっています。逆に、成約に至らなければインセンティブはゼロという厳しさもあるので、高リスク・高リターン型の給与体系と言えるでしょう。
(2) 成功報酬型と業績連動型の違い
M&A仲介のインセンティブ制度は、主に以下の2種類に分類されます。
仲介したM&A案件が成約(クロージング)したタイミングで、顧客から支払われる成功報酬手数料の一部を担当アドバイザー個人に還元する仕組みです。担当する案件が大きいほど、あるいは成約件数が多いほど受け取る報酬も増えていきます。
例):成約手数料の20~30%をインセンティブとして付与、売上が一定額を超えた部分は歩合率アップ…等
企業全体の業績や個人のKPI達成度に応じて支給されるボーナスです。四半期や半期ごとに目標達成度を評価して上乗せする形式で、一般企業の賞与に近いイメージとなります。成功報酬型ほど爆発的な金額ではないものの、ある程度の安定性がある点がメリットです。

M&A仲介企業の多くは成功報酬型インセンティブをメインに据えており、ここに業績連動型ボーナスを合わせるケースが多い印象です。いずれにせよ、“成約”や“業績貢献”という成果に応じた報酬が得られるため、実力主義が色濃い業界と言えます。
(3) 固定給とのバランス:会社ごとの制度設計
同じM&A業界でも、固定給が高めか、インセンティブが高率かは会社ごとに異なります。たとえば、新興ベンチャーの仲介会社ではインセンティブ率を高く設定して若手のやる気を引き出す一方、固定給は抑えめにする傾向があるようです。
一方、大手・上場企業の仲介会社ではある程度の固定給を保証しながらインセンティブを重ねる設計にしていることもあります。
- 「インセンティブ率が高くても安定収入ではない」
案件が成約できないとインセンティブは発生しないため、会社のサポート体制や案件獲得のしやすさも重要です。 - 固定給が高めな会社のほうが安心感がある
ただし、その分インセンティブ率は低めになる可能性があるため、青天井の稼ぎ方は難しいかもしれません。

M&A仲介会社を選ぶ際は、自分の強みや営業スタイルに合った収益モデルかをしっかり吟味する必要があります。サポート体制が整った組織なら、未経験者でも成果が上げやすいでしょう。一方、裁量が大きいベンチャー企業では大きなリスクとリターンが得られます。
2.M&A仲介のインセンティブのメリットと注意点
(1) 高年収を狙える仕組みの裏側
M&A業界が「稼げる」と言われる大きな要因が、このM&A仲介のインセンティブにあります。具体的には、一件の仲介手数料が数千万円~数億円に上ることが珍しくなく、その一部が個人のインセンティブとして付与されるため、20代でも年収1,000万円超を狙える可能性が十分にあるのです。
- ある大手仲介会社では、20代後半で年収1,000~1,500万円
- 急成長ベンチャー企業では、インセンティブ上限なし&複数成約で年収2,000万円超も

2025年1〜3月期の日本企業M&A件数が1,171件と過去最多水準であるように(レコフデータ)、市場の拡大が続く今こそ、大きな収入を得るチャンスがあります。その一方で、成約数を伸ばすための努力と知識習得は必須となる点は意識しておきましょう。
(2) インセンティブ制度の注意点
インセンティブは魅力的ですが、その分ハードルやリスクも存在します。
- 成果を出さない限り、固定給だけの収入になるため収益は大きく変動しがちです。
- 大きなインセンティブを狙うにはそれ相応の案件を獲得・成約まで導く必要があり、日々の営業活動や交渉準備に膨大な時間を割くケースも。
- 担当案件の規模が大きいほど、企業の将来や経営者の人生がかかった重要な判断に関与します。プレッシャーは大きいですが、それを乗り越えた先に得られるリターンも大きいと言えるでしょう。

インセンティブで稼ぐ人は「目標達成のために自己管理を徹底している」印象があります。特に若手で年収1,000万円超を実現している人々は、休日でも経営者と商談したり、財務分析や契約条項の勉強を欠かさないといったプロ意識が高いです。
自分なりのモチベーション維持・ストレスケアがポイントになりそうです。
(3) 未経験から飛び込む価値
筆者としては、「未経験だけどM&A仲介のインセンティブで年収アップを目指したい」と考える20代〜30代のビジネスパーソンには、積極的にチャレンジする価値があると感じています。理由は以下の通りです。
- 市場が拡大していて若手の需要が高い
事業承継やグローバルM&Aなど、案件数が増加傾向にあり人材不足が続いている。 - 実力主義でキャリアアップが早い
年齢よりも成果が重視されるため、20代後半でマネージャー職やリーダー職に抜擢される例も。 - 経営者視点が身につき、自身のスキルセットも大幅に向上
財務・法務・経営戦略など包括的な知識と、人脈形成が同時に進む。
もちろん容易な道のりではありませんが、自分の成長を加速させたい&成果を収入に直結させたい人にとって、M&A業界は大きな可能性を秘めたフィールドと言えるでしょう。
3. ケース別:M&A仲介のインセンティブ計算式
ここでは、M&A仲介のインセンティブが具体的にどのように算出されるかをケース別にご紹介します。会社によって細かな設計は異なるため、あくまで一例として捉えてください。
(1) ケース1:固定インセンティブ率×成約手数料
もっともシンプルな計算方式は、「成約手数料 × 個人インセンティブ率 × 成約件数」というものです。
【計算式の例】インセンティブ報酬額 = (成約手数料 × 個人インセンティブ率) × 成約件数
項目 | 説明 |
---|---|
成約手数料 | クロージング時に顧客から支払われる成功報酬 |
個人インセンティブ率 | 20~30%など、会社や役職によって設定 |
成約件数 | 月や四半期、年単位での累計 |
固定インセンティブのシュミレーション
- 成約手数料:1,000万円
- 個人インセンティブ率:25%
- 1年で成約3件
- この場合、(1,000万円 × 25%) × 3件 = 750万円がインセンティブとして支給される計算になります。

この固定率が高い会社ほど“稼ぎやすい”反面、固定給が低めであったり、成約ゼロなら報酬も激減するリスクがあります。
(2) ケース2:階段式(レーマン方式など)+個人歩合率
M&A仲介では、案件の規模に応じて成約手数料が段階的に変わる「レーマン方式」を採用している会社も少なくありません。
レーマン方式(一例):
案件の取引金額 | 成約手数料 |
---|---|
〜5億円 | 5% |
5億円超〜10億円 | 4% |
10億円超〜50億円 | 3% |
- 譲渡価額や取引規模に応じて%が下がっていく形です。

この場合、算出された成功報酬に対して、個人に歩合率が適用される流れになります。具体的には以下になります。
計算式のイメージ
- 案件成功報酬 = Σ(取引額の区分 × 該当レーマン料率)
- 個人のインセンティブ = 案件成功報酬 × 個人歩合率
- 取引額:6億円
- レーマン料率:5億円まで5%、残り1億円分は4%
- 個人歩合率:20%
(5億円 × 5%) + (1億円 × 4%)
= 2,500万円 + 400万円
= 2,900万円
2,900万円 × 20%= 580万円
となります。
- 高額案件を1件成約させるだけで大きな報酬が見込める点がM&A業界の魅力ですが、取引規模やレーマン料率によって成功報酬も大きく変動するため、常に安定して稼げるわけではありません。
(3) 計算式を用いた具体例
例1:複数成約型
想定する年間成約数 | 4件 |
平均成約手数料 | 1,000万円 |
個人インセンティブ率 | 25% |
インセンティブ総額= (1,000万円 × 25%) × 4件 = 1,000万円
- これに固定給がプラスされ、年収1,500万円を狙える可能性あり。
例2:大型案件単発型(レーマン方式)
取引金額 | 15億円 |
レーマン料率 | 5億円まで5%、5億円超〜10億円4%、10億円超〜20億円3% |
個人歩合率 | 25% |
(5億円 × 5%) + (5億円 × 4%) + (5億円 × 3%)
= 2,500万円 + 2,000万円 + 1,500万円
= 6,000万円
6,000万円 × 25% = 1,500万円
単発でも大型案件をまとめれば、一気にインセンティブ1,500万円を獲得できる可能性がある。

このように計算式だけで見ると夢のある数字に映りますが、大型案件ほど交渉・調整の難易度が高いのも事実です。いずれの方式でも、企業ごとの詳細な報酬体系やサポート体制をよく確認して、自分のスタイルに合った会社を選ぶことが重要と言えます。
4. M&A業界で高報酬を得るために必要なスキルと実務知識
(1) ファイナンス・会計知識の重要性
M&Aアドバイザーとして最も求められるのが、企業価値評価や財務分析のスキルです。決算書を正確に読み解き、以下のポイントを的確に把握できる知識が必要となります。
- 売上・利益の推移
- バランスシートにおける資産・負債構造
- キャッシュフローの動き
- 将来の収益予測を織り込んだ企業価値算定

公認会計士や税理士の資格があれば強力な武器になりますが、そこまでの資格がなくても独学+実務でキャッチアップ可能です。実際、営業出身でも決算書の読み方やDCF法などを猛勉強して戦力になっている方を多く見かけます。
転職で有利に働く資格については下記記事で解説しています。

(2) 交渉力・コミュニケーション力が決め手
M&Aは、売り手企業・買い手企業それぞれの経営者や株主、従業員、金融機関など、多数のステークホルダーが関わるプロセスです。アドバイザーには、全体をマネジメントし、円滑に交渉を進めるコミュニケーション力が求められます。
- ヒアリング力
経営者の“本音”を引き出す - ネゴシエーション力
互いの希望条件をすり合わせ、合意点を探る - チームワーク力
専門家や社内外スタッフとの連携

金融機関やコンサル出身者はこのあたりのプレゼン力・折衝力を磨いてきているので強みを発揮しやすいです。一方で、メーカーや商社などの法人営業経験者の方も“顧客志向のコミュニケーション”で高評価を得やすい傾向が見られます。
M&A仲介のコンサルタント求められる営業力について下記記事でより詳しく解説しています。

(3) 法務・税務の基礎と論理的思考力
M&A取引では、契約書のレビューや税務スキームの検討が欠かせません。弁護士や税理士などの専門家と連携しつつも、最低限の法務・税務知識を持ち合わせていないとスムーズにプロジェクトを進行できません。
- 会社法・労働法などの基礎知識
- 契約実務(NDA、株式譲渡契約など)の流れ
- 税務面の最適化(買収スキームによる税負担の比較 など)
加えて、デューデリジェンス(DD)で発覚した課題を洗い出し、問題解決に導く論理的思考力が必要です。トラブルや想定外のリスクが表面化しても、冷静に分析して対策を立てる能力が求められます。

未経験転職後の研修やOJTでも習得は可能ですが、入社前に簿記3級やビジネス法務検定などの資格勉強をしておくと安心です。実際に転職面接でも「最低限の知識を勉強中」とアピールするだけでポジティブに評価されるケースがあります。
5. 事例から学ぶ:異業種出身者がM&A仲介のインセンティブで成功したケース
ここではM&A JOB BOARDの具体事例として、ストーリーを紹介します。M&A JOB BOARD(MAJB)の転職エージェントを通して内定を勝ち取った、商社系メーカー出身のAさんの事例をご紹介いたします。
(1) 転職前の不安をどう乗り越えたか

懸念点
- 金融知識が乏しい:決算書は最低限読めるものの、M&A特有の評価や契約スキームには不安
- 激務のイメージが強い:プライベートが犠牲になるのでは?
- そもそも未経験で採用してもらえるのか:金融機関やコンサル出身者が有利なのでは?

こうした不安は多くの転職希望者が抱えていますが、M&A業界は案件数増加に伴い、異業種出身者でも人間力やマネジメント力を重視して採用する会社が増えている傾向があります。
(2) キャリアアドバイザーによる支援と内定獲得までの道のり
Aさんはネット検索で見つけたM&A JOB BOARD(MAJB)の無料キャリア相談に申し込み、専任アドバイザーから以下のサポートを受けました。
- 法人営業での顧客獲得実績
- 商社グループという国際ビジネスの経験
- 経営陣との折衝で培った提案力
- 短期間で学べるオンライン講座の紹介
- 簿記2級やビジネス法務検定の教材アドバイス
- 大手仲介会社や急成長ベンチャーなど計3社をピックアップ
- 職務経歴書では“商社時代に培った交渉力”を強調
- 模擬面接で質問想定や自己PRを徹底的にブラッシュアップ
- Aさんは書類選考をすべて通過し、うち2社の最終面接に合格。最終的にはインセンティブ率が高く、若手に案件をどんどん任せる社風のベンチャー仲介会社に入社することを決断しました。
(3) 転職後の働き方と収入アップの実際
入社後、Aさんは数カ月間の研修・OJTを経て、小規模案件から担当を始めました。最初の成約までは苦労が多かったものの、8か月で初成約を実現し、インセンティブが一気に上乗せ。さらに1年目の後半に立て続けに2件の案件を成約させ、年収は前職の約2倍となる1,200万円まで跳ね上がりました。
現在は2年目に突入し、より大きな案件を任されているとのことです。

ハードワークではあるものの、「自分の成果がダイレクトに収入に反映される」という点がモチベーションになり、Aさんは日々充実感をもって仕事に取り組んでいます。今後はより大型案件の成約を目指し、年収2,000万円台にも挑戦したいとのことで、キャリアを大きく切り開いた好事例でした。
6. M&A JOB BOARD(MAJB)の強みと無料キャリア相談のススメ

M&A業界での転職は情報が限られ、かつ競争率も高いため、専門のエージェントを活用することで転職成功率が格段に高まります。そこでおすすめなのが、M&A業界唯一の求人サイトである「M&A JOB BOARD(エムアンドエージョブボード)」の活用です。
- 書類添削・面接対策
自己PRの仕方から志望動機の書き方まで、応募企業に合わせた最適解を提供。 - キャリア相談
「本当にM&A業界でやっていけるか」「年収アップはどれくらい現実的か」といった不安を1対1で解消できる。 - 過去の成功・失敗事例に基づくアドバイス
これまで多くのM&A仲介会社への転職をサポートしてきた実績があるため、内定獲得への最適ルートを示してくれます。
3-3:M&A JOB BOARDで転職活動を始める方法
MAJBにはM&A業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、以下のようなサポートを無料で受けられます
- 登録することで非公開求人の詳細やエージェントのより手厚いサポートを受けられます。
- M&A JOB BOARD公式サイトより会員登録(無料)
- 「M&A業界に挑戦してみたいが自分の経験は通用するのか?」「もっと具体的な年収や働き方を知りたい」など、
- お電話での相談予約フォームからお気軽にご相談ください。
- 転職エージェントから連絡があり、希望日程をすり合わせてオンラインでの面談を実施します。
- 志望する企業の募集要項や年収レンジ、応募条件などを確認し、エージェントと相談しながら応募を決定。
- 気になる案件があれば、アドバイザーがさらに詳しくご説明します。
- 求職者向けの求人一覧ページを確認し、自分の条件に合う案件を探してみてください。
興味のある求人への応募書類作成、面接対策をアドバイザーがサポート
年収交渉や労働条件のすり合わせ、入社日の調整など細部をサポート

「まずは一度話を聞いてみよう」という軽い気持ちでOKです。相談後に転職するかどうかは自由なので、自分の市場価値や選択肢を知るという意味でも大きな収穫があります。相談してみてイメージが湧いたら、会員登録を経て希望に合う求人へ応募する流れがスムーズでしょう。
まとめ
最後に、本記事の要点を3つにまとめます。
本記事のまとめ
- M&A仲介のインセンティブとは
– 成功報酬型・業績連動型など、成果によって高年収を狙える制度。数千万円単位の報酬が発生する可能性もあるため、20~30代が大きく稼ぐチャンスが広がっています。 - 求められるスキル
– 財務・会計知識、交渉力、法務・税務の基礎、そして論理的思考力が重視されます。未経験でも学習意欲と営業力を活かせば活躍の余地は大きいです。 - 転職成功のカギ
– 専門アドバイザーのサポートを受けながら、自分の強みを棚卸しし、非公開求人を含む最適な案件を探しましょう。実力主義の世界だからこそ、短期間で年収アップが期待できます。
M&A仲介のインセンティブは、「大きく稼ぐ」だけでなく、「企業経営や社会に貢献するダイナミックな舞台で自己成長を果たす」ための大きなチャンスでもあります。高いハードルはあるものの、正しい努力とサポートさえあれば、20~30代の若手でも短期間にキャリアアップが可能です。
ぜひ本記事を参考に、M&A業界への第一歩を踏み出してみてください。