経営課題に本気で向き合う営業集団へ──ビジネスの“総合格闘技”を体現する、株式会社ビーバーズの挑戦

急成長を遂げる人材企業、株式会社ビーバーズ。建設業界に特化した総合ソリューションを武器に、創業から数年で急拡大を続ける注目企業です。その原動力となっているのが、代表取締役・山本大輔氏の「営業という仕事の在り方を変えたい」という強烈な信念と実行力。

証券会社からM&A仲介業を経て、なぜ起業に踏み切ったのか。そしてなぜ、総合ソリューションというモデルにたどり着いたのか。インタビューでは、そのキャリア観、事業戦略、採用への想いに迫りました。

インタビュイー・プロフィール

代表取締役

株式会社ビーバーズ 山本大輔

やまもと だいすけ

プロフィール

1993年、神奈川県横浜市生まれ。 2017年、慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社に入社。初年度から全国251名中1位の営業成績を収め、社長賞を受賞。その後、株式会社日本M&Aセンターに転職し、85名中1位の実績で新人賞を獲得。M&A仲介の現場で経営課題と向き合う中で、より本質的な支援を志し、2020年に株式会社ビーバーズを創業。業界特化型の“総合ソリューション営業”を軸に、建設・製造業界を中心とした経営課題の解決に挑んでいる。

慶應法学部から証券・M&A業界を経て、起業へと至る原点

経歴:営業力で結果を出し続けた20代

小松崎:山本社長のご経歴を改めてお聞きしてもよろしいでしょうか?

山本:はい。最終学歴は慶應大学の法学部法律学科です。卒業後はまず証券会社に入り、富裕層向けのプライベートバンキング業務に1年間従事しました。

小松崎:その後、M&A仲介の会社へと転職されたんですね。

山本:そうです。第2新卒としてM&A仲介会社に入りました。配属は東京法人で、買い手企業側の営業を担当していました。クライアントの引き継ぎは一切なしで、完全に自分でコールドコールから新規開拓をしていました。

小松崎:成果もかなり出されていたと伺っています。

山本:1年目で4件、2年目は6件、計10件成約しました。

順風満帆の中で見えた“違和感”

小松崎:それだけ成果を上げていながら、なぜ起業を決意されたのでしょうか?

山本:自分の中のエネルギー量に、会社という器が合わなかったのかもしれません。社長になること自体に執着はなかったのですが、「自分のすべてを注ぎ込んで、人生で何を成し遂げられるか」を考えたときに、自然と起業という形になっていました。

小松崎:若くしてそこまで考えていたんですね。

山本:1年目の途中くらいから、自分はこの道ではないと感じていましたね。また、当時出 会った経営者の方々に刺激を受け、「自分もこの方々のように挑戦していきたい」と思えた ことも一つのきっかけでした。

総合ソリューションで営業の“常識”を変える

M&A仲介業で感じたジレンマ

小松崎:起業して最初に目指したのは「総合ソリューション」だったと伺っていますが、その背景を教えてください。


山本:M&A仲介をしている中で、「この一つの手段しか提供できないこと」に物足りなさを感じていました。たくさん勉強しても、最終的にはM&Aしか提案できない。その“機会損失”に疑念を抱きましたし、もっと柔軟で本質的な営業の在り方があるのではと感じたんです。

総合提案力を備えた“最適解”としての営業モデル

小松崎:総合ソリューション型営業とは、どのような営業スタイルでしょうか?

山本:クライアントのあらゆる経営課題に対して、15以上のサービスをワンストップで提案できる営業体制です。営業マンは一つの商品を売るのではなく、経営者の話をしっかり聞き、課題に応じた最適なソリューションを選んで提案します。これが営業の本来あるべき姿だと思っています。


小松崎:1人で複数の商材を扱うというのは、営業としてのレベルが相当求められますね。

山本:でも、それができるように育成する仕組みを構築すれば、再現性もある。だから、総合ソリューションこそが営業のイノベーションだと思っています。

なぜ建設業界に特化したのか

小松崎:業界として建設を最初のターゲットに選ばれた理由は?

山本:たまたまM&A仲介時代に、10件中7件が建設業界だったんです。そのときの知見もありましたし、総合ソリューションが一番ハマるのが建設業界だと直感的に感じました。

今後の展望と“唯一無二の経験”を得られる職場環境

目指すは5業界への横展開

小松崎:今後の展開についてもお聞かせください。

山本:現在は建設と製造に展開していますが、今後は不動産・医療も含めて、5業界に総合ソリューションを横展開していく予定です。それぞれの業界ごとに特化したチームを組成し、業界No.1のポジションを取っていきたいと思っています。

最難関の営業職で得られる“15回分のキャリア”

小松崎:御社で働く魅力はどこにあるとお考えですか?

山本:営業として成長したいなら、うちは“最難関”かもしれません。ただし、15サービスを扱うということは、15回転職したのと同じ経験値を積めるということ。1社で複数社分のキャリアを積める環境は他にないと思います。

小松崎:営業希望の方にとっては、挑戦の場でありながら、得られるものも大きそうですね。

山本:妥協せず営業の高みを目指したい人にとっては、これ以上の環境はないと思います。

総合ソリューションこそ“経営”に最も近い営業職

小松崎:最後に、求職者に向けてメッセージをいただけますか?


山本:M&A仲介は時に、“売ること”が先行してしまいがちです。“M&Aを提案すること自 体”がゴールになってしまう場面も少なくありません。本来は、経営者の想いや課題に対し て、より幅広い選択肢を提案できるべきだと考えています。M&Aありきではなく、経営課題 に応じた多角的なソリューションを届けたい──その想いが、総合ソリューション営業の原 点です。

一方、総合ソリューション営業は、経営者の悩みに本気で向き合い、オーダーメイドで 提案します。経営を一番近くで学べる営業職、それが我々の営業開発部です。ビジネスの総合格闘技を体験したい人には、うってつけの環境です。

編集後記

一貫して感じたのは、山本氏の“営業”に対する熱量と、その先にある“社会変革”への想いでした。売ることに留まらず、企業経営の本質的な課題に向き合う営業集団を創るという志が、株式会社ビーバーズの圧倒的な成長を支えているのだと実感しました。

【取材先】株式会社ビーバーズ

株式会社ビーバーズは、建設業界をはじめとする専門領域に特化し、経営課題に対する“総合ソリューション”を提供する急成長中の企業です。

M&A、人材、DX支援など多岐にわたる自社サービスを武器に、経営者と本質的な対話を行いながら最適な課題解決を実行。営業という職種に新たな価値と可能性を創出しています。

ビーバーズへの応募・選考の相談を受付中です

M&A業界の転職を支援する「M&Aジョブボード」では、株式会社ビーバーズへの応募・選考に関する相談を受け付けています。

求人紹介や書類・面接対策など、一貫したサポートを行っております。また、あなたに合った求人を他にも複数ご紹介可能です。情報収集・ご相談のみでもお気軽にご利用ください。

▶M&A専門アドバイザーへの転職相談