結論から言うと、M&A総合研究所は「怪しい会社」ではありません。 同社は上場企業として厳格なコンプライアンスや監査体制を整えつつ、AI・DXを活用した効率的な仲介サービスを提供しており、急成長を遂げています。
20代でも高年収が狙える成果主義の風土が注目を集め、「怪しい」「しつこい」というイメージが一部で広まっているのは、M&A業界全体が案件獲得競争で” 積極的なアウトバウンド営業”を行う傾向があるからと考えられます。
本記事では、そんなM&A総合研究所がなぜ“怪しい”と検索されるのか、その真相や評判、転職を検討する際に押さえておきたい注意点などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

転職エージェント
M&A JOB BOARD 小松﨑 資
こまつざき たすく
中央大学法学部を卒業後、株式会社コーセーに新卒入社。法人営業及び本部窓口営業に従事。販売戦略の策定やステークホルダーとの関係構築を得意とし、在籍約3年間で営業成績で上位4%に入る成果を上げる。当社へ転職後、士業求人サイト「LEGAL JOB BOARD」でトップセールスを記録したのち、M&A業界に特化した転職サービス「M&A JOB BOARD」の立ち上げにに従事。現在は、M&Aキャリア開発事業部のエージェントとして、潜在的なニーズを引き出すヒアリング力と「想像以上のキャリア提案」を武器に、担当会員様からの高い満足度を誇る。
1. なぜ“M&A総合研究所は怪しい”と疑われるのか?

1-1. 「怪しい」と検索される理由
M&A総合研究所への「怪しい」という声の要因の一つに、”積極的なアウトバウンド営業”があります。具体的には、以下のようなアプローチです。
- 1社に対して複数回アプローチを行う(メール・電話・DMなど)
- 「買い手がすでにいます」といった魅力的な文面を繰り返し送る
M&A業界は案件獲得競争が激しいため、こうした攻めの営業手法を行う企業は他社でも散見されます。M&A総合研究所も創業期に新規顧客開拓を急いだ結果、このような口コミが目立つようになったと考えられます。
1-2. ネガティブな口コミの実態
ネット上で散見される悪評や疑念は、多くが営業フェーズのみでの体験談です。
- 「迷惑電話・迷惑メールが多い」
- 「DMに書いてある買い手候補が本当に実在するのか疑問」
一方で、実際にM&Aを依頼・成約まで至った企業や利用者からの深刻な苦情は少なく、「詐欺やブラック企業」という直接的な指摘はあまり見当たりません。
1-3. 上場企業としての信頼性
M&A総合研究所は上場企業(東証プライム)であり、監査やコンプライアンスの体制を整えています。
上場の過程では財務状況や企業統治に関する厳しい基準をクリアしており、詐欺的な業者のような実態である可能性は極めて低いといえます。
- 上場企業=“何でも安心”というわけではありませんが、少なくともガバナンス面で怪しい手法を継続的に行うリスクは低いと推察されます。
業界の中でも特に急成長を遂げている企業ゆえ、旧来の大手から“異端児扱い”される側面もあるようです。
2. M&A総合研究所の評判:メリット・デメリットを徹底検証

2-1. メリット:高年収&効率的なスキームで早期成約
完全成功報酬制
- 着手金や月額報酬がゼロ
- M&Aが成立しなければ費用がかからない仕組み
M&A総合研究所は、着手金や月額報酬が発生せず、成約時の成功報酬のみを受け取るモデルを採用しています。
AIマッチング&一気通貫体制
- AIで買い手候補を自動マッチング
- 1人のアドバイザーが最初から最後まで担当
- 最短49日での成約実績もあり、業界屈指のスピード感
これにより、成約期間の短縮が図られており、最短49日での実績があるとも報じられています。M&Aでは通常、成約までに数ヶ月〜1年程度かかることも珍しくないため、早期に譲渡や買収を成立させたい企業からは高評価を得ています。
業界最高水準のインセンティブ
- 在籍2年以上の社員平均年収が2,000万〜3,000万円との報道
- トップ層は20代でも1億円超を狙える
- 成果主義のため、高い営業力・交渉力があれば青天井の収入が期待できる
同社に所属するアドバイザーの中には、20代で1億円以上の年収を手にするトッププレイヤーもいます。未経験者でも成果を上げれば数千万円の年収が可能とされ、高報酬を求める人材が集まりやすい環境といえます。
2-2. デメリット:積極的すぎる営業と成果主義のハードル
「M&A総合研究所 怪しい」と検索される最大の理由が、前述のような“非常に積極的な営業スタイル”です。複数回断っても再度アプローチが来るケースもあり、経営者によっては敬遠されることがあります。
営業手法への批判
- 「しつこい」と受け止める企業が一定数存在
- 未成約の段階では「怪しい」と誤解されやすい
成果主義の厳しさ
- 高収入はあくまで“成果を上げられれば”という前提
- 短期間で案件をモノにできないと年収アップは難しい
- 専門知識と営業力の両面が求められ、学習・行動量が少ないと厳しい
高収入が狙える一方で、成約を取れないアドバイザーは収入アップが望めないなど、厳しい一面もあります。M&Aに関する専門知識と営業力の両方が求められ、短期間で結果を出せない人にはハードルが高い環境です。
2-3. とはいえ「怪しい」会社ではない
結局のところ、M&A総合研究所が“怪しい”とされるのは、業界特有の激しい営業手法と成果至上主義が目立つからに過ぎません。しかし、上場企業であることや、AIを用いた効率化などの取り組みを見ても、根拠なく“詐欺”だと断じられるような会社ではありません。
- 上場企業としてガバナンスを確立している
- AIやDXを活用した効率的な仲介モデル
- 完全成功報酬制で売り手企業側にもメリットが大きい
これらの点から、実態としては「詐欺的」「ブラック企業」というレッテルを貼るのは早計でしょう。
3. 実際どうなの?M&A総合研究所の働き方・年収・キャリアパス

3-1. 年収の実態:トップ層は億単位も
- 想定年収:420万円~3,000万円超
- 成果次第で青天井、20代で1億円プレイヤーも在籍
- 在籍2年以上のアドバイザー(企業情報部)の全社員の平均年収が2,800万円超と報じられる
※参照:M&A総研HD_2025年9月期 第1四半期 決算説明資料
ただし、これは“平均”であり、全員が一律に高収入を得られるわけではありません。トップクラスの成績を挙げれば20代で億を稼ぐ事例も出る一方、成果が振るわない社員との差は大きく開くのが現実です。

3-2. 労働時間・ワークライフバランス
- 月平均残業40時間前後(公式公表)
- AIやツール活用で事務作業を効率化し、提案や交渉に集中しやすい体制
- 成約前の詰め作業は忙しくなるが、ベンチャー企業としてはワークライフバランスが良いとの声も多い
3-3. キャリアパス:昇進や独立の選択肢も豊富
- 成果次第では20代後半でもマネージャー以上のポジションに就く
- ベンチャー気質が強いため、新事業立ち上げにも若手が抜擢されやすい
- 業界で実績を積み、独立や事業会社のM&A担当へキャリアチェンジするケースもある
急成長中の会社のため、役職や事業領域を広げるチャンスが豊富。逆に言えば、結果を出せないと昇進が難しい、いわゆる“実力主義”の企業文化です。
M&A業界のキャリアパスについてもっと詳しく知りたい方は下記記事でも解説しています。

4. 「未経験OK」は本当?研修・サポート体制の実態
4-1. 未経験者でも結果を出しやすい仕組み
M&A総合研究所では、入社後の研修とOJTが整備されているため、業界未経験からスタートしても成約までたどり着きやすいと言われています。営業に集中できるよう資料作成や買い手探しは専門チームがサポートし、短期間で知識とスキルを身につける体制を整えています。
- 座学研修やOJTで財務・法務・交渉プロセスを基礎から学べる
- マッチングや資料作成を担う別チームのサポートがあるため、提案・交渉に専念しやすい
4-2. ポテンシャル採用の理由
M&A総合研究所は、大手証券・銀行経験者だけでなく、商社営業やIT企業出身者など幅広いバックグラウンドの人材を求めています。理由は下記です。
- 「営業力」と「コミュニケーション能力」を重視。専門知識は入社後に習得できると考えているため。
- M&A業界経験にこだわらず、成長意欲の高い人材を確保するため
- DXによる業務標準化で、属人的なノウハウを最小化
- 急成長フェーズにあるため、多様なバックグラウンドの人材を積極的に取り込みたい
4-3. 上司や本部長クラスのマンツーマンサポート
同社では部署ごとにベテランが新人を直接指導する風土があり、さらにバディ制度や定期面談も設けられています。定期的な面談やOJTを通じて疑問を解消できるため、特に初年度に大きく成長しやすい環境です。
- 部署ごとにベテランが直接育成を担当
- 定期的な面談やバディ制度で、未経験者の壁を乗り越えやすい
5. M&A総合研究所へ転職する際の注意点・選考対策

5-1. 成果主義ゆえ覚悟が必要
M&A総合研究所の高年収は『保証されるもの』ではなく、『成果次第』です。未経験からでも成果を上げることは可能ですが、以下の点を理解しておく必要があります。
- 成約を狙うためには、学習・行動のスピードが求められる
- 「何となくで入社すると厳しく、早期離職する可能性が高い」
- いくら業務効率化が進んでいるとはいえ、M&A仲介は簡単に案件が決まる仕事ではない
したがって、自己投資やスキルアップを厭わない「覚悟」が不可欠です。
5-2. 志望動機と数字意識が鍵
選考で重視されるポイントは以下の通りです。
- なぜM&A総合研究所を選ぶのか?(競合との違いを理解しているか)
- なぜM&A業界に興味があるのか?(業界に対する関心や適性)
- 営業やコンサル経験者なら、過去の数値実績を具体的に示す
- 未経験でも、過去の業務実績を数字で示せるよう準備
- 案件開拓を個人で進める機会が多いため、自発的に動けるかが問われる
- 高い目標を掲げ、PDCAを回しながら実績を積み上げられる人材が求められる

5-3. 他社比較・複数応募で相性を見極める
M&A仲介業界には複数の大手企業が存在し、それぞれ報酬体系や企業文化が異なります。例えば、
企業名 | 平均年収(概算) | 平均年齢 | 特徴 |
---|---|---|---|
![]() | 約1,243万円 | 約33.7歳 | 業界最大手、手厚い教育体制 |
![]() | 約1,609万円 | 約34.9歳 | システム活用による効率的な案件管理が特徴 |
![]() | 約2,277万円 | 約35歳 | 高額報酬だが成果主義色が強い |
複数社の選考を並行し、自分に合った環境を見極めることが重要です。

「とにかく若いうちに稼ぎたい」「実績を積んで早く昇格したい」という野心が強い人には、M&A総合研究所は適した環境でしょう。一方で、「安定志向」「着実に専門性を高めたい」と考える人は、他の大手仲介会社のほうが合う可能性があります。
下記記事でM&A仲介会社大手4社を比較しましたので参考にして下さい。

6. まとめ
本記事のまとめ
- M&A総合研究所が「怪しい」と言われるのは、”積極的なアウトバウンド営業”や成果主義の厳しさが理由。
- 同社は上場企業であり、適切な監査とコンプライアンスを行う体制が整っている。ブラック企業や詐欺業者と断ずるのは誤解がある。
- 高収入・効率化を武器に急成長しているため、実力さえ発揮できれば圧倒的な収入アップやキャリアアップが可能。
以上のことから、M&A総合研究所は「怪しい会社」ではありません。ただし、向き・不向きがはっきり分かれるのも事実。
転職を考えるなら、よく自己分析を行い、複数のM&A仲介会社を比較しながら検討するとよいでしょう。
M&A専門の転職支援サービス「MAJB(エムアンドエージョブボード)」を活用し、最短距離の転職を目指そう
「M&A総合研究所が気になるけど、不安もある…」「M&A業界に興味はあるが他社も見てみたい」そんな方におすすめなのが、M&A業界唯一の求人サイト「M&A JOB BOARD(エムアンドエージョブボード)」の活用です。

- 業界特化の豊富な求人
多数の企業と連携し、一般には公開されないレア求人を取り扱っています。大手仲介会社から新興ベンチャーまで幅広い案件があるため、自分のスキルや希望条件にマッチした求人に出会いやすいのが強みです。 - 選考対策とマンツーマンの面接アドバイス
書類添削から面接対策まで、M&A業界に精通したアドバイザーが伴走 - 求人企業との太いパイプ
求人票には載っていないリアルな社風や業務実態まで把握
M&A JOB BOARDで転職活動を始める方法
- 「M&A JOB BOARD」公式サイトで会員登録を行うと、非公開求人の詳細情報や最新のオファー情報が得られます。
- M&A JOB BOARD公式サイトより会員登録(無料)
- 「M&A業界に挑戦してみたいが自分の経験は通用するのか?」「もっと具体的な年収や働き方を知りたい」など、
- お電話での相談予約フォームからお気軽にご相談ください。
- 転職エージェントから連絡があり、希望日程をすり合わせてオンラインでの面談を実施します。
- 今すぐ応募可能な求人一覧は下記リンクよりご確認いただけます。
- 気になる案件があれば、アドバイザーがさらに詳しくご説明します。
- 求職者向けの求人一覧ページを確認し、自分の条件に合う案件を探してみてください。
興味のある求人への応募書類作成、面接対策をアドバイザーがサポート
年収交渉や労働条件のすり合わせ、入社日の調整など細部をサポート

迷っている方はまず相談だけでも大歓迎です。