M&A仲介会社へ興味をお持ちの方の多くは、「具体的にどんな企業がトップなのか」「どれくらい年間成約件数や売上に差があるのか」「自分に合った会社はどこだろう?」と悩むのではないでしょうか。
本記事では、最新データに基づく大手4社+注目企業の業績や特徴を徹底比較します。さらに、M&A業界専門の求人サイト「M&A JOB BOARD(MAJB)」ならではの視点から、各社の評判や働き方にも踏み込み、転職検討者に役立つ具体的な情報を網羅的に紹介します。

転職エージェント兼マネージャー
M&A JOB BOARD 増田 将汰
ますだ しょうた
明治大学卒業後、明治安田生命に入社。個人・法人営業を担当し、上位5%の成績を達成。その後、営業所長として約50名のマネジメント経験を積む。株式会社WILLCOでは「弁護士・法務領域」と「採用コンサルティング事業」をゼロから立ち上げ、現在はM&A JOB BOARDの事業責任者として、業界に特化した転職・就職サポートを行い、業界トップクラスの実績を実現。
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M&A仲介会社ランキング2025年版|主要4社+注目企業の最新比較

ここでは、売上高や営業利益、年間成約件数、1件当たり単価、コンサルタント数など様々な観点から、M&A仲介会社の最新ランキングと特徴を整理します。
以下、ランキングは各社のIR情報の公表データに基づき、M&A JOB MAGAZINE編集部で独自に作成。
1. 売上高・営業利益ランキング
売上高(2025年度決算ベース)
- 日本M&Aセンター … 440億円
- M&Aキャピタルパートナーズ(MACP) … 224億円 ※M&Aキャピタルパートナーズ 株式会社、株式会社レコフ連結
- ストライク:売上高203億円 … 前期比は売上+12.0%
- M&A総合研究所 … 166億円
上位4社はいずれも堅調に推移しましたが、M&A総研HDは前期の急成長から一転し、今期は横ばい〜微減ペースとなりました。一方、MACPは大型案件の増加で過去最高の売上・利益を更新し、営業利益率・生産性ともに業界内でトップクラス。
ストライクは11期連続の増収を達成し、堅実な成長を維持しています。
営業利益(2025年度決算ベース)
- 日本M&Aセンター … 167億円(営業利益率37.9%)
- M&Aキャピタルパートナーズ … 77.7億円(34.6%)
- ストライク … 63.3億円(31.2%)
- M&A総合研究所 … 49.6億円(29.9%)
どの大手企業も利益率が高く、今後もM&A需要の拡大に伴って増益が見込まれます。
2. 年間成約件数(2025年度決算ベース)
- 日本M&Aセンター … 1,078件(累計10,00件超で国内No.1)
- ストライク … 275件
- M&Aキャピタルパートナーズ … 248件
- M&A総合研究所 … 234件
日本M&Aセンターの圧倒的な件数が目立ちます。ストライクは公認会計士主体ならではの幅広いネットワークで件数を着実に伸ばし、M&A総合研究所は急拡大中です。
大手4社の求人は「完全非公開」が中心です
特にMACPやストライクなどの人気企業は、サイト上には掲載できない「非公開求人」として扱われています。
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3. 1件当たり成功報酬単価
- M&Aキャピタルパートナーズ (MACP) … 9,003万円(大型案件特化)
- ストライク … 7,381万円
- M&A総合研究所 … 7,094万円
- 日本M&Aセンター … 4,088万円
計算方法: 各社のIR情報の「年度売上高(仲介手数料総額) ÷ 年間成約件数」から、MAJB編集部が独自試算。
MACPは1件あたりの成功報酬が突出して高く、大手企業・上場企業などを対象にした大型案件比率が高いことが要因です。

大型案件での高報酬は、細かな交渉力や財務分析スキルが求められるため、ハイレベルな営業力を持つ人には魅力的な選択肢となりえます。
4. コンサルタント数
- 日本M&Aセンター … 716名(前年同期比:+71名)
- M&A総合研究所 … 390名 (前年同期比:+70名)
- ストライク … 343名 (前年同期比:+74名)
- M&Aキャピタルパートナーズ … 258名 (前年同期比:+44名)
日本M&Aセンターは分業制を導入し、買い手担当・売り手担当を分けるため人数が多いです。MACPは少数精鋭で1人当たり売上が高いのが特徴。M&A総合研究所もこの数年で大幅増員し、組織拡大を図っています。
M&A総合研究所はAI・DX活用によるスピード感が強みで、一方の日本M&Aセンターも高単価かつ案件化の迅速化に注力しています。

成約までの期間が短いほどクライアント満足度が上がりやすい反面、ディープな交渉が必要な大型案件の場合は時間がかかることも多く、会社ごとの戦略や得意領域が大きく影響すると感じます。
下記記事ではM&Aコンサルタント数でランキングをまとめました。
大手M&A仲介会社の特徴・評判は?
上記のランキング結果を踏まえ、主要大手4社の強み・社風・評判をもう少し深堀りして見ていきましょう。
1. 日本M&Aセンター|国内トップの実績とネットワーク

- 分業制
売り手・買い手を別々の担当者がサポートすることで効率と専門性を高める。 - 広大なネットワーク
地方金融機関や会計事務所、士業事務所などと多数提携し、案件を幅広く獲得。
| 実績・規模 | 売上441億円・年間成約件数1,146件と国内最大手。 |
| 評判・社風 | 成果主義が根付いており、平均残業時間は多め。平均年収1,114万円ほどで、高収入を狙いやすい。 |
| 得意領域 | 中堅・中小企業の事業承継から、大型案件も取り扱い拡大中。 |

売上・件数ともに圧倒的なトップで、研修・OJT体制が整っているため、未経験からスタートしたい方に向いています。
2. M&Aキャピタルパートナーズ(MACP)|高単価路線のエリート集団

- 直接提案型 × 一気通貫制
一人のコンサルタントが売り手・買い手双方を担当する「一気通貫制」と、自ら企業に提案を行う「直接提案型ビジネスモデル」により、業界トップクラスの交渉力・案件創出力を実現。 - 成長と精鋭化の両立
2025年9月期時点でコンサルタント数は258名(+44名)と過去最多。採用・教育体制を強化しつつも、厳しい選抜基準を維持している。
2025年9月期 通期では、売上高224.4億円(+17.1%)、経常利益78.7億円(+23.4%)と過去最高を更新。LSEG調査で国内案件数ベース1位を獲得するなど、国内M&A仲介業界を代表するリーディングカンパニーとして地位を確立しています。
| 実績・規模 | 売上224.4億円(+17.1%)・経常利益78.7億円(+23.4%)と過去最高を更新。成約件数は248件(+12.7%)、うち大型案件(手数料1億円以上)62件を記録。 |
| 評判・社風 | 激務ながらも平均年収2,277万円(2025年9月期)と業界最高水準を維持。在籍1年以上では平均4,000万円超の水準。 |
| 得意領域 | 成約単価が高く、オーナー経営者との交渉・提案力に強み。 上場企業・大手士業と連携した大型M&A案件に多数実績。 |

金融出身者やトップクラスの営業経験者が多く、高いコミッションを得られる可能性が大。
厳しい競争環境の中でハイパフォーマンスを追求したい人に向いています。
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3. ストライク|公認会計士発の堅実派、高い専門性と効率経営

- 公認会計士主体
税務のプロフェッショナルが多く、難易度の高い財務分析も安心。 - オンラインマッチング「SMART」
インターネット活用による効率的な案件獲得。 - FA・戦略コンサルティング部門を新設
M&A仲介に加え、成長戦略やPMI支援まで一気通貫で対応する体制を強化。
| 実績・規模 | 売上203億円・営業利益63億円(営業利益率31.2%)。 売上は+12.0%と11期連続増収を達成し、堅実な成長を維持。 |
| 評判・社風 | 大手4社の中でも平均残業時間が少なく(約38.5時間/月)、ワークライフバランスが取りやすい。平均年収は約1,609万円。 |
| 得意領域 | 中堅・中小企業の事業承継を中心に、大型案件にも対応。FA・戦略コンサル部門の新設により、総合支援体制を強化している。 |

効率的な働き方を重視する方や、会計士・税理士などの資格を活かしたい人には特に魅力的。また未経験転職でも専門性が身につきやすい環境です。
4. M&A総合研究所|テクノロジー×若手力で急拡大

- 完全成功報酬制
着手金や中間金ゼロで、クライアント満足を重視。 - AI・DXの活用
成約期間6~7ヶ月と短期クロージングを実現、最短49日事例も。
| 実績・規模 | 売上165億円(対前年+91.5%)・営業利益84億円と超急成長中。 |
| 評判・社風 | 平均年齢30代前半、在籍2年以上のアドバイザー平均年収3,200万円超と成果報酬が高い。残業時間は約56時間/月。 |
| 得意領域 | 中小企業の事業承継から近年は上場企業案件も獲得。 |

スピード感・デジタル活用が強みで、若手にも大きな裁量が与えられる社風。年収を大きく伸ばしたい20~30代には魅力的な環境です。
下記の動画では、楽天から転職し「年収3倍」「最速昇格」を実現した社員の1日に密着しています。働き方やキャリアアップのリアルをイメージする上で、ぜひ参考にしてください。
注目の新興・中堅M&A仲介会社

大手4社以外にも、今後の成長が期待される注目企業があります。
fundbook(ファンドブック)

- 最新のデジタル技術や独自のM&Aプラットフォームを活用し、効率的かつ透明性の高い仲介を提供。
ウィルゲート

- IT領域に特化したM&A仲介会社。
ウィルゲートは、IT・Web業界に強みを持つM&A仲介会社です。自社で培ったSEO支援のノウハウや7,800社以上の顧客基盤を活かし、スモール〜ミドル帯を中心に着実に実績を拡大しています。
従来型のテレアポ依存ではなく、デジタルマーケティングや紹介経由での案件獲得が主流で、初回面談から買い手候補を提示できるスピード感も特徴。若手経営者や成長企業のM&A支援に注力する新興プレーヤーとして注目されています。
インテグループ

- 独立系の中堅仲介会社。MBO(経営陣による買収)やターンアラウンド(再建型M&A)に強みを持ち、比較的専門性の高い案件を扱う。
当メディアが密着取材した社員インタビュー動画をご覧ください。現役コンサルタントの高辻さんに、日々の業務やキャリアの歩み、オフィス環境についてリアルに語っていただきました。数字やデータだけでは伝わらない「現場の空気感」をぜひ動画でチェックしてください。
名南M&A

- 名古屋本社の税理士法人系企業。地元企業の案件を強みに、地域密着かつ士業ネットワークの知見を活かしたサポートが特徴。
CINC Capital

CINC Capitalは、「マーケティングテクノロジーとM&Aの力で「持続可能な社会の実現」に貢献する」をミッションに掲げ、M&A仲介事業を展開しています。 マーケティング支援で上場したCINCの知見を活かし、生成AIを活用したM&A仲介マッチングシステム「CAMM DB(キャムディービー)」を基盤に、 「未上場企業の買収実績も豊富なデータベースの構築」と「M&A業務の効率化」を実現。2つのアプローチで、業界の課題解決に取り組んでいます。
また、譲渡企業様に対しては着手金・中間金0円の完全成功報酬制で、最低報酬500万円・株価レーマン方式の業界最低水準手数料が特徴です。 さらに、業界歴10年以上・業界特化型のプロアドバイザーがパートナーとして参画しており、 数多くの成約実績で培った経験から譲渡オーナーに寄り添い、最適な条件での成約を支援しています。
その他にもONDECKやレコフなど古参中堅会社が多数存在します。
近年は新規参入も増え、業界全体が活性化。自分の経歴や得意分野に合った企業を探すことが重要です。下記のカオスマップの記事ではより詳しく解説しています。
「自分の経歴で通用する?」「激務って本当?」
業界特化のアドバイザーが、あなたの疑問に本音でお答えします。
まとめ
大手4社のm&a仲介会社のランキングを比較してみると、同じM&A仲介業界でも会社ごとに扱う案件規模やビジネスモデル、社風が大きく異なることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
本記事のまとめ
- 日本M&Aセンター
圧倒的な成約実績とネットワーク - M&Aキャピタルパートナーズ
大型案件特化で高年収を狙いやすい - ストライク
公認会計士系の専門性とワークライフバランス - M&A総合研究所
AI・DX活用で急成長、若手にもチャンス多数
また、fundbookなど新興勢力も勢いがあり、今後さらに業界再編が進む可能性があります。「自分の得意分野やキャリア観に合う企業はどこか?」を見極めるために、ぜひ専門家の意見を取り入れることをおすすめします。
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※本記事のデータは各社IR資料、業界専門誌、独自取材などから編集部がまとめたものです。数字・事例は一部推定を含みます。最新情報は各社公式サイトや決算資料も併せてご確認ください。



